フィギュアスケート・GPシリーズ第1戦スケートアメリカ

安藤美姫初優勝
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200610/sp2006103000.html
優勝にふさわしい素晴らしい演技でした。トリノで転びまくった滑りをここまでもってくるにはどれほどの精神力と毎日の厳しい練習が必要だったか想像もできない。ただ、「五輪代表に選ばれたことに不満を持っていた人たちがいたことはわかっていたし、今季は少しでも見返せるような演技をしたい。」と相変わらずのコメント。18歳の少女とはいえ、日本のトップスケーターであり、大金が動く存在であるからには回りの大人がもっと気をつけてあげないとまた同じ事の繰り返しになってしまう。
 
浅田真央3位
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200610/sp2006103001.html
結果はジャンプをミスして3位。しかし、女子ではまともに跳べるのが真央ちゃんくらいな程難度の高いトリプルアクセルの前にステップを入れる。という他の選手ではありえない試みをしているのだから、シーズン始まったばかりのこの時期にミスがでても無問題。それよりも驚かされたのが滑りが非常になめらかになり、ステップ、スピンとも格段に進歩していた事。SPで解説の佐藤有香さんが言っていたが、競技としての緊張感あるスケートに、アイスショーのような 華麗で、美しく、魅せるスケートが融合された演技が完成しつつある。